いつでもどこでもパジャマでも!気軽に運動できるフィットネスアプリ「Mimic Studio」がリリースされました。このアプリは、忙しい毎日でも手軽に運動を取り入れたいという方にぴったりです。自宅でも出張先でも、あらゆる場所で利用できる工夫がされています。
そんなアプリを制作した株式会社キットクルー代表、川原さんへのインタビュー第3回です。
前回はこちら→
「フィットネスアプリ「Mimic Studio」の制作秘話インタビュー!②」
第1回はこちら→
「フィットネスアプリ「Mimic Studio」の制作秘話インタビュー!①」
今回はアプリ制作において大変だったことや、具体的なアプリのコンテンツについてのお話です。
ぜひ最後までご覧ください!
アプリ制作において大変だったことはなんですか?
アプリの制作自体は外注だからわからないんだけど、今やっているバグ出しが大変。
操作チェックやってみると、こっちの希望しているものと作ってくれたものが一致していないっていうことがあるんだよね。多分これからまた大変だな。
ブラッシュアップしていかなきゃいけないから、1個できたから完成っていう世界ではたぶんないですよね。アプリなんか特に、どんどん進化しているから。それに対してどんどん一緒についていかないといけないから、それが大変かな。
まだまだ先が大変だ。出来上がって安心ではなくて、出来上がって「さあこれから大変になるぞ」というね。やっぱいいものにしてかなきゃいけないから。
アプリのコンテンツ(レッスン動画)の撮影自体はもう終わっているんですか?
もう2年前から作ってあるので当面のやつはある。そこに今まで映像業界で培ってきた作り方っていうものを一応入れているんだけど、レッスンビデオっていうとインストラクターがいて、ただ画面に向かって動いているだけじゃん。そうじゃなくて、会話形式の伝え方をしようと、動きだけじゃなくて歴史とかも含めてトーク番組風にして伝えるようにしている。
例えばフラダンスだと吉田さん(フラのインストラクター)とスタッフの2人が出演していて、座った形で会話をして、質問して答えて、じゃあ動いてみようかって動いて、また座って会話をしてまた動いてみようか、みたいな。
フラの歴史とかも含めたレッスンビデオになっている。
これはインストラクターと自分のダンスを重ね合わせる「成果の可視化」を目的としたコンテンツとは別物。レッスンビデオと重ね合わせの可視化ビデオの2つがあると思ってください。
そのレッスンビデオ(トーク番組風の映像)を作るうえで大切にしていることはありますか?
まず一つ、視聴者にはまったく関係ない話だけど、作る側として手間かけない。
編集を少なくする。カメラ数台で撮影して、スイッチング――ボタン一個で画面を切り替えるんだけど、ドラマ風に作って編集が楽になるようにしている。
もう一つは、教室では一方通行でインストラクターから教わるっていうのが世の中いっぱいあるけど、レッスンビデオは出演者と一緒になって中に入っているみたいになればいいと思って作っている。
トーク番組風にして、画面に投げかけるんじゃなくて出演者同士がしゃべっているだけっていう。視聴者が一方的に教わるっていうことをできるだけ減らしたい。
で、こういう撮り方をしている理由のもう一個なんだけど、
レッスンと言ったら先生と生徒みたいなイメージで一方通行じゃないですか。これは決して良くないと。なんでかっていうと、ソウルダンスもそうだし、フラもそうなんですけど、いろんな人が長年やってきているダンスでしょ。だから何が本物かってわからないんです。
みんなは本物とか正解を欲しがるんだけど、例えばAさんBさんCさんっていう師匠がいたとして、Aさんのやり方が本物ですって言ったらBさんCさんは拗ねるわけじゃないですか。そういうことが無いように、うちらはソウルダンスの各都道府県の踊り方の違いというものもコンテンツに入れているんです。「これが正解!」じゃなくて、「これはもともと東京発信なんだけど、広島ではこう変化しました。大阪ではこう変化しました。そういうことをみんな知りましょう」っていうスタンス。一番を探すわけではない。
なんか楽しく学べるっていう感じ。理想は伝承者なんですよ。ユーザーの皆さんが伝承者になっていってほしい。
今回もフィットネスアプリ「Mimic Studio」をリリースした株式会社キットクルー川原社長のインタビューをお届けしました!
アプリを実際に作るのは専門の会社さんにお任せしているとのことですが、やはり川原さんの理想とは違ったかたちになることもあり、そこが大変とのことでした。技術的に可能かどうかなどもすり合わせしながら理想のアプリに近づけていっているようです。
一方、キットクルーさん側で作っているアプリ内コンテンツについてはなんと2年も前から用意していたとのこと。もともとアプリのために作っていたというわけではないようですが、それでも長い時間かけて積み上げてきたコンテンツというだけで期待値爆増ですね!
このアプリを使ってみたいという方は、ぜひインストールして、楽しく効果的なフィットネス体験を始めてみてください。『Mimic Studio』でみなさんの健康を一歩前進させましょう。
そして次回も川原社長インタビューの続きをお届けします。お楽しみに!
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