現代にディスコをよみがえらせるイベント「REAL SOUL with ダンテリナイト」に潜入してきました!今回もイベント「REAL SOUL with ダンテリナイト」についてレポートします。

 

これを読んでいる方の中にもディスコに行ったことない人はたくさんいるかと思います。私も行ったことがない人間でした。このイベントの魅力を伝えて、一人でも多くの方にディスコやソウルダンスに興味を持ってもらえると嬉しいです!

 

前回(第一回)はイベントのプレオープンの様子をご紹介しています。ぜひ最初から読んでくださいね!

第一回はこちら→

「ディスコを再現!「REAL SOUL with ダンテリナイト」に潜入!」

 

今回はグランドオープン後の様子を細かくご紹介します。
プレオープンでは歌謡曲でダンスしていましたが、ここからは本格的なソウルミュージックで踊るディスコが始まります。会場のおしゃれな雰囲気も相まって、まるでタイムスリップしたような感覚になりました!現代によみがえった70年代、80年代のディスコ……しっかり魅力をレポートします。

ぜひ最後までお読みください! 

 


 

17時になり、ついにグランドオープンしました。

プレオープン中に続々と参加者の方々が来られ、グランドオープンするころにはかなり多くの人でにぎわっていました。

 

まずはダンテリ60’sステップという、60分60曲のメドレーから始まります。

このメドレーは、かつてあったダンステリアというディスコクラブのスクール生の卒業課題なんだそうです。
1分1ステップ、計60種類のステップを踊りきることができたら、スクールを卒業できるというルールがあったそうです。

そもそも60種類もステップがあることに驚きですが、それらを覚えて踊れちゃうのがすごいですよね!
参加者の皆さんも大変楽しんで踊っておられました。すごすぎる……!

参加者の中には若い方もいらっしゃり、わからないステップはベテランから教えてもらったりしていて、とても和気あいあいとした雰囲気でした!

 


 

ちなみに、今回のイベント名にもある「ダンテリ(=ダンステリア)」というお店は皆さんご存じでしょうか?

 

ダンステリアとは…
「ダンステリア(DANCETERIA)」は、1984年に東京・白金でオープンしたディスコクラブです。創設者は故・ドン勝本氏で、ブラックミュージック専門の老舗として知られ、多くのソウル、ファンク、ディスコ愛好家たちに親しまれていました。2011年6月に27年の歴史に幕を下ろし、閉店しました。

 

……と、このようにダンテリは日本のディスコを語るうえで欠かせない存在なんです。そして閉店後も、マイケル鶴岡さんによってダンステリアの精神を受け継ぐイベント「ダンテリナイト」が定期的に開催されていました。

 

マイケル鶴岡さんにインタビューした記事もあります。こちらも併せてご覧ください!

「ソウルダンスって何?マイケル鶴岡さんにインタビュー!①~ソウルダンスの歴史~」

 

そのダンテリナイトが、キットクルー代表の川原さんが立ち上げたリアルソウルプロジェクトと合体して、本イベント「REAL SOUL with ダンテリナイト」になったという経緯があります。

ソウルダンス・日本のディスコの歴史を感じますね……!

 

しかも、こちらの記事によると2023年6月10日の開催で、ダンテリナイトとしては第100回を迎えられたとのこと。おめでたい!
「〇第100回ダンテリ・ナイト、紆余曲折11年を経て2023年6月10日(土)銀座Bワンで開催|Soul Searcher」

 


 

今回はここまで!REAL SOUL with ダンテリナイトの盛り上がりが伝わったでしょうか?グランドオープン後は本格的なディスコの場となった会場ですが、皆さんいきいきと楽しんでいましたね。

 

当時のディスコを支えたといっても過言ではないマイケル鶴岡さんが想いを込めて始めたダンテリナイト、その思いに共感した人々が集まり、今回の「REAL SOUL with ダンテリナイト」に繋がったんだということがわかりました。

 

次回も引き続きこちらのイベントについてレポートします。DJの活躍やチームによるダンスや歌のショーなんかもありましたのでその魅力を存分にお伝えしますね!

 

そして、このイベントは定期的に開催されていますので、ディスコに興味を持った方は、ぜひ実際に参加してディスコを楽しんでみてください!