こんにちは!

 

前回まではフラ教室『ハラウ・ナ・レイ・アロハ』の主宰、吉田先生へのインタビューでしたが、今回からは吉田先生のフラのレッスンについてお届けします!

 

吉田先生インタビューはこちら→

「フラについてプロの方にお話を聞いてみた!①~吉田先生とフラの出会い~」
https://mimic-studio.com/blog/hula_interview1/

 

本記事では、クラフト体験と基礎練習までをまとめてご紹介します。

フラ初心者の私ですが、一生懸命レッスンについていこうと頑張りました!ぜひ最後まで見ていってくださいね!

 

 

 

レイのクラフト体験

 

吉田さんへのインタビューを終え、レッスン教室へ案内してもらいました。今回のレッスン教室は品川にあるスタジオです。

 

教室につくと、すでに生徒さんが準備をして待っていました。皆さん、私のことも温かく迎えてくださいました!よかった!

 

さて、今回作るのはフラの首飾りであるレイです。私は体験ということで、レイ作りのほんの一部をさせてもらったのですが、生徒の皆さんは実際にステージで身に着ける衣装としてレイを作成しているようでした。

 

フラの首飾り、レイの作り方

 

今回私が作ったのはこちらです↓

 

作り方の手順はこの通りです(右利きの場合)

1.リボンを2本重ねて端を固結びします

2.結んだところから、それぞれのリボンを右にきつめにねじります

3.ある程度ねじったら、右側のリボンを左のリボンの上に重ねるようにクロスします

この手順を繰り返していくことで画像のような紐ができあがります。しめ縄と同じ要領ですね。

 

ちなみに、左利きの場合は左右逆の手順がやりやすいそうです。私は左利きなので、画像は左右逆にねじった紐になっています。

 

そして、先生が作った完成形のレイも見せていただきました。

先ほどの紐を複数作り、組み合わせてこのように編むのだそうです。これに、花などを差し込んで飾り付ければ、フラの首飾り衣装、レイの完成です。

 

実は、リボンの色も先生が適当に選んだのではなく、葉っぱの色をイメージして選んだ緑色なんだそうです。というのも、ハワイの伝統的なレイは本物の草花を使って作られているんだとか。鮮やかな緑色が、みずみずしい葉っぱを連想させますね!

 

クラスの皆さんは、ステージ衣装を作成しているため、レイを完成させるまで作ることになるのですが、このねじって作る紐、一本一本結構時間がかかる!

「大変大変」と言いながらも、皆さんでおしゃべりしながら楽しそうに作っていました。

 

さて、ある程度クラフト体験をしたら、次はそのままフラのレッスンへと移ります。

 

 

 

フラレッスン~基礎編~

なんとありがたいことに、生徒の方からパウと呼ばれるスカートを貸していただきました。

このスカートもフラの衣装です。フラと聞くとふわっと裾が広がったスカートを想像するのではないでしょうか?それです。

 

実際にパウを身に着けたことで、ワクワクも倍増しました!形から入るっていうのも大事ですね。

 

そして、ここで教わったのは、パウの着方です。フラというのはもともと神様への祈りから始まったものです。パウひとつとっても大切にしなくてはいけません。

そのため、パウを下から履くこと、下から脱ぐことはいけないとされているそうです。地面に付いちゃいますからね。スカートって普段足を上から通して履くと思うのですが、パウの場合は頭から被るようにして着てください。脱ぐときも同様に頭を通して上から脱ぎます。

 

準備ができたらさっそくレッスン開始です。

まずは基本姿勢から教わりました。基本の姿勢は、背筋をまっすぐ伸ばし膝を軽く曲げます。このとき、腰はまっすぐ下ろして、お尻が後ろに突き出たりしないようにするのがコツです。簡単そうに見えますが、意外と腹筋を使う姿勢でした……。

フラを踊っている間は、この姿勢をキープします。慣れないとなかなか大変です。

 

基本姿勢ができたら、次はフラのステップを教わります。

それぞれのステップの動きはこんな感じです。

 

・カホロ

右足を横に出して、そこに左足を揃える。もう一度右足を横に出して、左足を揃える。

次は左足を横に出して、そこに右足を揃える。もう一度左足を横に出して、右足を揃える。

このように、右に2歩、左に2歩、横移動するステップがカホロです。

 

・カホロホロ

カホロと同じような動きですが、歩数が変わります。右に4歩、左に4歩、横移動するステップがカホロホロです。

 

・ヘラ

その場で、右足を前に出してひっこめる、次に左足を前に出してひっこめる、このステップをヘラと言います。

 

・ウエヘ

片足をその場で踏み込んだあと、両足のかかとを一瞬あげるステップです。しっかりお腹に力を入れていないと、かかとをあげたときに前に転びそうになります。

 

・レレウエヘ

右足を横に出して、左足をヘラのように前に出してひっこめます。そして、かかとをあげてウエヘの動きをするステップがレレウエヘです。いままでのステップを組み合わせたような動きです。

 

さて、このようなステップを実際の吉田先生のレッスンでどのように練習していくかというと、ずっと音楽に合わせてステップを踏み続けます。吉田先生が「カホロ!」といったらカホロを続けて、「ウエヘ!」と言ったらウエヘを続けるといった感じです。

 

生徒の皆さんの動きや先生の動きを見ながらなんとか食らいつこうとしましたが、最初はやはり難しかったです。さらに手の動きなんかもついてくると、本当に脳トレみたいになって混乱しました。基本の姿勢がだんだん崩れてきたりもしました。

この基礎練習を難なくこなす生徒の皆さんはすごいですね……

 

ただ、できなくても楽しい!集中してフラのステップを踏むことがこんなにも楽しいとは!今回は何となく周りと同じ動きをすることで精一杯でしたが、慣れてきたらもっといろんなことにこだわりながら動いて、先生たちのようなきれいな動きができるようになるんだろうなと思いました。

 

基礎練習が終わったら、次はさっそく曲に合わせてフラを踊ります。生徒さんたちがステージで発表する曲の練習に混ぜてもらいました!次回は、『Maui Loa』という曲のレッスンの様子をお届けします。お楽しみに!