こんにちは!

 

前回は、フラ教室『ハラウ・ナ・レイ・アロハ』の主宰、吉田先生のフラの体験レッスン、クラフト体験と基礎練習についてお伝えしました。

 

吉田先生のフラ教室、レッスン体験①はこちら→

「フラの体験レッスンに行ってみた!①~クラフト体験と吉田先生のフラ教室体験」
(https://mimic-studio.com/blog/hula_lesson1/)

 

今回は実際にハワイ語の曲「Maui Loa」に合わせてフラの振り付けを教えていただきます。いよいよ本格的なフラ体験!ぜひ最後まで見ていってくださいね!

 

 

 

「Maui Loa」ってどんな曲?

 

まず、「Maui Loa」とはどんな曲なのでしょうか?

吉田先生からハワイ語の歌詞と日本語訳が書かれた資料をいただいたのでご紹介します。

 

「Maui Loa」

Words&Music by King Kalākaua

Halau Na Lei Aloha

 

歌詞(日本語訳)

Aloha ‘ia nō ‘o Maui Loa(いとしの大いなる島 マウイ島)

He ‘āina kuahiwi(山がそびえるところ)

Kaulana i ka pua roselani ē(有名なロゼラニの島)

Moani nei i ke ‘ala(その甘い香りが漂う)

 

Laulana kou inoa(知れ渡る あなたの名前)

‘O Maui nō ku’u ‘āina(マウイ島こそ私の場所)

Kuahiwi nani ‘oe(あなたは美しい山)

E hakeakalā(ハレアカラ山よ)

 

‘Auhea wale ana ‘oe(親愛なるあなた)

Ku’u home aloha pōmaika’i(私の家(地元)でアロハの祝福を)

Makihini e komo mai la(訪れる人を歓迎する)

I ku’u home mani ē(わたしの美しい地元で)

 

Ha’ina mai ka puana(この話は受け継がれます)

‘O Maui nō ē ka ‘oi(マウイ島は最高)

Kaulana i ka pua roselani ē(有名なロゼラニの花)

Moani nei ke ‘ala(その甘い香りが漂う)

 

「Maui Loa」は、このようにマウイ島の美しさを伝える歌なんですね。

 

吉田先生が今回「Maui Loa」を選曲したのは、マウイ島ラハイナでの火災がきっかけなんだそうです。

マウイ島、ラハイナで悲しい出来事があったが、マウイ島が復興してまた観光できるようになるまでその土地の美しさを忘れないように、という思いがあったと言います。

 

フラを楽しく習いながら「マウイっていうところにはお花があって、ロゼラニ(バラのこと)っていうお花が咲いていて、ハレアカラ山っていう山があって…」ということも勉強していくのが目的だそうです。強いメッセージ性を感じますね!

 

 

 

「Maui Loa」の振り付け

 

ここからは、実際の振り付けについてご紹介します。全ての振り付けを書き連ねるというよりは、ポイントをかいつまんでご紹介していきますね!

 

まず冒頭、曲のイントロでゆっくり回る振り付けがあります。このとき徘徊せずその場で回ります。このようにゆっくり的確に回ることで、スカートがふわっとしてきれいなんだそうです。衣装の見え方まで考えられているんですね!

 

次に、歌詞がある部分の振り付けについてご紹介します。

「He ‘āina kuahiwi(山がそびえるところ)」

この歌詞の部分では、左斜め下に伸ばした両手をゆっくりと右斜め上に伸ばしていきながらその場で回ります。この斜め下から斜め上に両手をあげていく振り付けはマウイ島の山を表現しているのだそう。

 

そして、「Kaulana i ka pua roselani ē(有名なロゼラニの島)」という歌詞の部分では、手のひらを上にしてそのまま5本の指をすぼめた、つぼみのような形を作ります。この手はマウイ島の花、ロゼラニ(バラ)を表現しています。

 

「Moani nei i ke ‘ala(その甘い香りが漂う)」この歌詞では、右手で表現したロゼラニに左手をかぶせ、ふたを開けるようにゆっくりと左手を移動させる動きがあります。このとき左手は自分の鼻の前を通過させながら左へ動かします。この動きで、ロゼラニの良い香りを表現することができます。

その後、両手を広げたあとにその両手を鼻の前に持ってくる振り付けで、ロゼラニの良い香りを嗅いで癒されている様子も振り付けで表現しています。

 

ここまでが、「Maui Loa」の一番の歌詞の振り付けです。

ここだけ見ても、フラの振り付けは歌詞の意味を表現していることが多いとわかります。レッスン中に吉田先生も言っていましたが、フラの振り付けって手話に近いものがありますね!

 

ちなみに、この曲はピンクの衣装を着て踊るそうです。というのも、マウイ島のイメージカラーがピンクだからです。ハワイの島々には、それぞれに「島の色」と「島の花」が決められているんだとか。

ですので、フラの首飾り衣装であるレイには、マウイ島の「島の花」であるロゼラニをあしらうのだそうです。ロゼラニは曲中にも何度か出てきた言葉ですね!

 

文字だけでは、「Maui Loa」の魅力を伝えきれないのが悔やまれますが、生徒さんと吉田先生がフラのイベントで実際に「Maui Loa」を披露されている動画が、吉田先生のYouTubeチャンネルに上がっています。ぜひご覧ください!

 

吉田先生のYouTubeチャンネル

「Halau Na Lei Aloha ハラウナレイアロハ」

https://www.youtube.com/@halaunaleialoha4478

 

動画①

「千葉Hawaiianバレンタインコンサートに出演しました ダイジェスト版」

https://youtu.be/8c42fGZpdTI?si=9eajW_2tMcybUOJ6

↑「Maui Loa」は1:04あたりから!

 

動画②

「第三回 HIS大感謝祭 に出演致しました」

https://youtu.be/XJ7ddenokkU?si=KXyJ6WKdX9dU_1Mv

↑「Maui Loa」は2:00あたりから!

 

今回は、生徒さんたちがステージで発表する曲の練習に混ぜてもらいました!生徒さんたちはすでに振り入れが終わっているので、とてもきれいに踊ってらっしゃいました。私は何とかついていくので精一杯でしたが、とても楽しかったです!

次回は、2曲目。ディズニーの美女と野獣のテーマ曲の振り付けを教わります。お楽しみに!