こんにちは！美しい踊りで多くの人々を魅了するフラですが、このフラには「カヒコ」と「アウアナ」という、２つのスタイルが存在するのを知っていますか？
どうして2種類あるんだろう、何が違うんだろう、と疑問は尽きません。そこで、今回は、フラの２つの顔、カヒコとアウアナについて調べてみました。
カヒコとアウアナのその特徴と魅力について深堀りしていきたいと思います！
目次
１．カヒコとアウアナって？
２．カヒコとは
３．アウアナとは
４．まとめ
１．カヒコとアウアナって？
フラ・カヒコは、古典フラとも呼ばれ、神聖な踊りとして伝統的なスタイルを保ちつつ今日まで伝えられてきました。これに対し、フラ・アウアナは、現代フラとも呼ばれ、西洋の影響を受けつつ、ポピュラー音楽と共に踊られるスタイルです。私たちが普段よく見かけるフラはアウアナですね！
カヒコは、ハワイアンの神々への敬意や感謝の気持ちを表現する踊りで、アウアナは、伝統を守りながらも、より広い観客にハワイの魅力を伝えるために発展した踊りといえます。見た目や音楽、背景にある意味合いや目的の違いから、フラの多様性と奥深さを感じますね。
また、カヒコとアウアナの違いは、使用する楽器や衣装、歌にも表れています。カヒコでは伝統的な楽器であるパフ（太鼓）やイプ（ゴードドラム）が使用され、アウアナではギターやウクレレが主に用いられます。衣装は、カヒコは草裙やタパクロスが基本で、アウアナはモダンなハワイアンドレスを着用するという違いがあります。
ここからは、カヒコとアウアナについてそれぞれ詳しく見ていきたいと思います！
２．カヒコとは
カヒコは、ハワイの古代から伝わる伝統的なフラで、このスタイルでは、古代の楽器や唱和を伴い、神聖な儀式や神話、自然をテーマにした踊りが披露されます。厳粛な雰囲気と力強い踊りが特徴です。
実はカヒコを見たことがなかったのでYouTubeでいくつかカヒコの動画を見てみました。ダンサーの方は終始穏やかな表情をしていたにも関わらず、常に激しく動いたり複雑な足捌きを披露していたりで圧倒されてしまいました…。独特のリズムと動きで表現されるカヒコ、そのパフォーマンスは一度見たら忘れられませんね。
カヒコのユニークなスタイルは、古代ハワイアンが神々に捧げたもので、自然の力や神話を体現していると言われています。カヒコの踊りには、ハワイの自然や神々への敬意が込められており、古代のハワイアンが感じたであろう自然の美しさや神秘性を感じ取ることができます。
また、神聖な踊りであるカヒコでは、踊り手は特別な訓練を受け、精神的な部分も大切にされているそうです。
カヒコが持つ独自の表現方法やテーマ性は、ハワイの歴史や文化、自然観を学ぶ上で貴重な資料となっています。カヒコを通して、ハワイの伝統や価値観、人々の暮らしに対する理解が深まり、ハワイの魅力がより一層引き立てられていると言えるのではないでしょうか。
３．アウアナとは
アウアナは、19世紀以降に発展した新しいスタイルのフラで、西洋の楽器、特にギターやウクレレの伴奏と共に踊られるのが特徴です。このスタイルは、メロディアスな音楽と柔らかな動きが特徴で、親しみやすく、多くの人々に愛されています。皆さんにとってもアウアナはなじみ深いのではないでしょうか？
アウアナは、カヒコに比べて自由度が高いという特徴もあります。現代のポピュラー音楽との融合により、フラはより幅広い層に受け入れられるようになりました。観客とのコミュニケーションが大切にされ、表情豊かな踊りや親しみやすいメロディが魅力となっています。
アウアナでは、ハワイの伝統を尊重しつつも、新しい要素やアイデアが取り入れられ、ハワイが外部の文化と交流し、それを取り入れて成長してきた歴史を反映しています。
アウアナの進化は、ハワイの文化の豊かさと多様性を象徴しており、その踊りはハワイの魅力を多角的に伝える重要な文化的表現となっています。
４．まとめ
本記事では、伝統的なカヒコと現代的なアウアナの2つについて調べてまとめてみました。
カヒコとアウアナ、それぞれがハワイの魅力を異なる形で表現していることがわかりました！カヒコは歴史と伝統を感じさせ、アウアナは新しいハワイの文化を楽しませてくれますね。どちらのスタイルも、ハワイの豊かな自然と文化を感じることができる、素晴らしい踊りだと感じました。
カヒコとアウアナの両方が1つの舞台に登場すると、まるで時間の旅をしているかのような感覚になりそうですね。カヒコが伝える神秘的なリズムと伝統的な振り付け、そしてアウアナが奏でるメロディアスな音楽と自由なダンス。これらが組み合わさることで、ハワイの歴史や文化、自然の美しさが一層引き立つこと間違いなしです。
カヒコもアウアナも動画越しではなく、実際にこの目で見てみたくなってきました！フラの魅力を体験できる機会がないか、探してみようと思います。